診療案内

頭痛について Headache

医師が患者さまから頭痛について丁寧にお話を伺っている様子

外来での流れ

検査が必要な場合は MRI 検査や CT 検査を実施し、その頭痛が一次性頭痛なのか二次性頭痛なのかを診断いたします。

  1. 問診頭痛が起きた時間・時期、痛みの持続、頻度、痛む場所と性質(ズキンズキン/ガンガン)、程度、頭痛以外の症状を伺います。
  2. 検査血液・尿検査、CT 検査、MRI 検査など必要な検査を追加し、診断を確定します。CT・MRI が必要な場合は受診当日に当クリニックで実施し、早期の診断に努めています。
  3. 診断と治療一次性/二次性を鑑別し、治療方針と生活改善のアドバイスをご提案します。

頭痛の種類

頭痛以外に特に症状のない一次性頭痛と、何か病気があってその症状の1つとして頭痛がみられる二次性頭痛の2つに大きく分類されます。

一次性頭痛

1. 緊張性頭痛

  • 毎日のように肩から後頭部にかけて痛みが起き、30分から1週間続く
  • 頭をぎゅーっと締め付けられるような痛み
  • 首や肩のこり、目の疲れ、身体のだるさ、ときにめまいを伴う
  • デスクワークや寒いところで仕事をしている方に多い

誘因:身体的ストレス(姿勢が悪い、長時間のデスクワーク、睡眠不足による筋肉の緊張、血行不良)と、精神的ストレス(対人関係・仕事・家庭での悩みや不安による緊張)があげられます。

2. 片頭痛

  • 頻度は月に数回程度、多いときは週に1〜2回
  • 頭の片側あるいは両側がズキンズキンと脈を打つような痛み
  • 吐き気や嘔吐、ぐるぐる回るめまいを伴う
  • 前兆として目の前がチカチカし視野がおかしくなる、手足のしびれ、しゃべりにくさが出ることがある

誘因:仕事や緊張から開放されてホッとしたとき、生理前・生理中の女性ホルモンの変動、家族歴、飲酒やチョコレート・チーズの摂取などで誘発されることがあります。

前兆:もっとも多いのは「閃輝暗点(せんきあんてん)」で、目の前で光がチカチカする、視野の中にきらきら光るジグザグの線が見える(万華鏡を覗いているような)、視野が狭くなる、といった症状です。

予兆:なまあくびが出る、イライラする、気分が悪い、甘いものが欲しくなる、眠気を感じる、といった状態のあとに頭痛が起こる方もいます。

3. 群発頭痛

  • 20〜30代の働き盛りの男性に多い
  • 1年から数年に一度、1ヶ月から数ヶ月にわたり、毎日のように決まった時間に激しい痛みが起きる
  • 頭部の片側、眼の奥あたりが「目をえぐられる」ような激しい痛み
  • 目の充血、涙、鼻水、鼻づまりを伴う

誘因:頭の中の血管が拡がることが関係していると言われています。

二次性頭痛

くも膜下出血
脳出血
脳腫瘍
髄膜炎
慢性硬膜下血腫

いつも頭痛がある方こそご注意ください。二次性頭痛が発生しても「いつもの頭痛だろう」と放置してしまいがちです。